ダイビングログ
 旅行手配編    

 レースが行われるのは土曜日、その日の内に家に帰り着くのはキビシイので帰宅は日曜日。翌、月曜日は あれだけ嫌がっていた職場移転後の初日。・・・しかも、本来の勤務予定なら土曜日は休日出勤なので、交代して もらわないといけない。 幸い着任早々の課長を捕まえて、一応は「なんとかするよ」と良い返事をもらったので 普通ならソッコーで旅行手配もするのだが・・・時期が時期なだけに不安は残る。直前で「任命書を渡すから、やっぱり 出勤してきなさい」と言われそうな嫌な予感もしているので、旅行手配は、なるべくギリギリまで様子をみていた。

 ずっと航空会社の予約ページをチェックしていたが、そろそろ飛行機も押さえないとマズかろう・・・宿も。 ということで、休みになった土曜日に手配を試みた。

 協賛ツアー会社にTELしてみたが・・・土、日はやってないみたい。後からDMをポンポン送ってこられるのも 鬱陶しいので、ここはいつも使っている近所のJTBで・・・ちょうど良い飛行機とパックのツアーはあるのだが 指定のホテルを必ず1泊セットしなければいけない。しかも民宿の2倍の値段・・・まあ、後は民宿で。ところが レース前日の宿泊が・・・

1件目・・・RWSでかなりの部屋数を押さえられちゃってて、ちょっと・・・
        その日以外は全然余裕で泊まれるけど・・・

2件目・・・「らふうぉーた」っていうので予約で部屋がいっぱいで、悪いねぇ
        ところで「らふうぉーた」って何?

3件目・・・ごめん・・・嗚呼やっぱり・・・(TT)

慌ててJTBに電話して、もう1泊追加してもらってのは言うまでもない。でも、それでさえスグに押さえなかったら 押さえられなかった事を現地で知ったのだった・・・




2005.6.9(木)
ときどき
座間味島 #1 ぶつぶつサンゴのとなり
気温:30℃ 水温:26.1℃ 透明度↑/透視度→:22m/25mオーバー

 (~_~;)このポイントは・・・そう、前回、阿嘉島に着た時にボートで潜りに来て、水中でトイレ(大)に行きたくなって数分で 退散してしまった・・・あのポイントである。今回は大丈夫だモンっ!! しっかりトイレも行ってきたし。

 今日はこの後、ある目的があるのであんまりガツガツ潜らないことにしているのである。とは言え、流石ににぃにぃである・・・ 次から次へとウミウシを出してくる。以前からなかなかまともに撮れなかったミゾレウミウシもそれなりに撮れたし、 あんまり縁のなかったキイロウミコチョウもジックリと撮れたし大満足だ・・・といっても、コレ、ピンが合ったのはこの1枚だけで 相変わらずデジカメのフォーカスには泣かされている。カメラを腕に押し付けて撮るのには限界があるので、次回までに水中用一脚を もうちっと工夫してこないと・・・
コンペイトウウミウシ サラサウミウシ セトイロウミウシ キスジカンテンウミウシの交接 ミゾレウミウシ
ゾウゲイロウミウシ キイロウミコチョウ エレガントヒオドシウミウシ

 実は今回の来島の3つ目の目的、島内ジョグ・・・そう、知る人ぞ知る、小野にぃにぃはマラソン好きなのだ。那覇マラソンにも 何度か出場しているそうだし、ボク自身、今年・・・できれば・・・12月に開催される那覇マラソンに初挑戦したいのだ!!
で、色々と情報収集もしたかったし、噂には聞いていたので一度、一緒に走ってみたかったし(*^^*)

夕食前に軽く走ろう・・って事で、L.S.Dというやつで・・・幻覚剤じゃないよ・・・トレーニング方法のひとつで、普通の速度よりも わざとゆっくり走るのだ。 しかも島内なので、アップダウンも大きいし・・・ジワジワと・・・延々と山の斜面を登って・・・今度は ゆっくり下って・・・意外と足に来る。もし来る前に多少、夜のジョギングをして来なかったらダメだったかも(^^;)

 夕食を終わった後は、ロギングタイム。なんか、マラソンの話をしている時の小野にぃにぃって、ウミウシの話をしている時と同じくらい生き生きしている(^^)



2005.6.10(金)

座間味島 #2 灯台下
気温:33℃ 水温:25.1℃ 透明度↑/透視度→:24m/25mオーバー

 今回の大収穫のひとつ、アカテンイロウミウシの写真を撮れたのがボク的には非常に嬉しい。 なんか、洋菓子店の店頭に行くと置いてありそうなデザインで、「ウミウシ?あの紫色の汁を出すやつ?」なんて 言う人には是非見せてやりたい。

 実は、このウミウシを数カット撮影して顔を上げると、別のショップの一団も来ていて・・・当然、その中には カメラを持っている人もいて、水中で合図してあげたが全然気が付きやしない。というか、ただひたすらに先頭に くっついて行くだけみたい・・・先頭がどんどん行くから、くっついていかないと置いていかれちゃうのね。勿体無いなぁ・・・ 思わず、水中でそう呟いてしまった。

 もし、ボクがあの集団の中に居たら・・・ベルを鳴らしまくって、先頭を引き止めて、ササッと「ダイビング先生」に ウミウシの名前とウンチクを書いて・・・たぶん無理だなぁ。マックロなウェットしか持ってないボクはそんな集団の 中にいたら浮いちゃうし、ログ付けでもオタク呼ばわりされて・・・つくづく遠くまで来たもんだ(^^;)

オキナワキヌハダウミウシ モンジャウミウシ アカテンイロウミウシ デンショクウミウシ クロフチウミコチョウ
トウリンミノウミウシ テンテンウミウシ イガグリウミウシ クチヒゲオトメウミウシ センテンイロウミウシ

2005.6.10(金)
のち
座間味島 #3 ぶつぶつサンゴの向こう
気温:31℃ 水温:26.4℃ 透明度↑/透視度→:19.6m/25m

 3本目はちょっと迷った・・・まだ、日本にいる6種のクマノミのひとつ、トウアカクマノミをまだ見たことが 無いので、是非見に行きたかったが・・・他に何も居ないとのことなので・・・次回の楽しみに取っておこう・・・ いや、正直ちょっと心配なのだ・・・例の○ィズ○ー映画「ファ○ン○ィング・○モ」の影響が。見れるうちに 見ておきたいと言うのも正直なところだ・・・。

 もちろんトウアカクマノミじゃなくても、ダイビング的には大満足で、個人的にはユキヤマウミウシモザイクウミウシに出会えたのが嬉しかった。モザイクウミウシは初めて小野にぃにぃで潜ったときに ナイトダイビングで見せてもらった思い出深いウミウシなのだ(^^)

 ところで、なぜかこの日はボク以外にも1人ゲストが来ていて・・・どこぞの大学の先生なのだそうだ・・・しかしよく泊まる所を確保できたなぁ(^^;)

?? ミゾレウミウシ ユキヤマウミウシ トサカリュウグウウミウシ モザイクウミウシ
シライトウミウシ ヨゾラミドリガイ ボンジイボウミウシ ハナイロウミウシ ハナミドリガイ
 夜のロギングタイムは、結構夜遅くまで濃い話をしていたような気がする・・・電気泳動を種の分類のツールに使っても不純物で誤判定が出る可能性がないか?とか、 ブドウガイの貝殻部分を取り出さずに調べる手法で、魚類で使われている「透明標本」の技法が使えるか?とか(^^;) あ・・・これ、以前も友人Iさんが小田原から 奄美大島に移住する寸前に、某呑み屋で話したような(^^;) ・・・レースの前日らしからぬ状況だなぁ。